• 更新日:2020.12.20
  • 投稿日:2020.12.20

冬のメタルバイブを使いこなそう!同じに見えて違う!3種類のメタルバイブの使い方!

気温も一桁台に途中し、いよいよ冬本番の季節になってきました。
その中、バスを1匹でも釣りたい!そこで、冬の定番の「メタルバイブ(鉄板ルアー)」が活躍する時期です。

しかし、みなさん、メタルバイブってどれも同じだと思っていませんか?

各メーカーから出ている、メタルバイブのルアーは、似ていますが、実は使い方を知っているか知らないかで、全然釣果が変わってきます。

そこで、今回3種類のメタルバイブルアー持っていれば、大方網羅できる使い方をご紹介したいと思います。

冬にメタルバイブが人気なのはなぜ?

まずは、基本のおさらいから入りたいと思います。
なぜ、冬にメタルバイブが人気を集めるかと言いますと、低水温になることで、バスの活性が一気に下がり、口を使う機会が減ります。

そこで、バスの目の前にスッと動く物を近づけることによって、バスが本能的に口を使ってしまいます。

その際に、使うアクションが、リフト&フォールです。
そして、それに適したルアーが、メタルバイブやバイブレーション系のルアーになります。

そのため、リアクションで口を使わせる最適なルアーが、メタルバイブルアーなため、冬の定番として扱われています。
ですので、実は、夏の暑い時に食いが渋いと思ったら、リアクションの釣りとして、メタルバイブは効果的なのです。

では、どんなメタルバイブルアーでも良いか?と言われたら違います!

3種類のメタルバイブの違い

実は、世の中に発売されているメタルバイブには、3種類ほど特性が違った商品が存在します。
今回紹介するのは、その中でも人気の3種類になります。

  • レイドジャパン レベルバイブブースト
  • ダイワ メタルバイブSS
  • issei ザリメタル

この3種類を持っておけば、メタルバイブの釣りは大方網羅することができます。

では、どんな違いがあるのかご紹介したいと思います。

各メタルバイブの違い

まず、この3種類の違いを表でご説明します。

商品名 アピール力 重量 価格
レベルバイブブースト 4.7g(5g) 1,200円前後
メタルバイブSS 5.5g(5g) 500円前後
ザリメタル 6.9g(6g) 1,000円前後

アピール力の強さが、実は違っており、一番レベルバイブブーストが低く、ザリメタルが一番強いです。

そして、重量も販売表記と若干違っており、5gや6g表記の物でも、上下があることを知っておいてください。(ザリメタルは、もはや7gですね。)

レイドジャパンの「レベルバイブブースト」は、ABS素材(プラスチック)をボディに採用しているため、フォールがゆっくり落ちるため、バスがバイトしやすい設計になっています。

メタルバイブSSが500円前後と非常に安いので、是非2〜3個は持っておきたいですね。

3種類のメタルバイブの使い方

まず、上記の3種類のアクションの違いから、使い分けをしましょう。

広範囲をサーチしたいなら「ザリメタル」

ザリメタルは、フォール時に、「不規則なスパイラルフォール」をするため、バスの居場所を探すのに適しています。
初場所や、どこにバスがいるか分からないときは、まずはザリメタルを使い、バスがどこにいるのかを探しましょう。

ピンポイントに狙いを定めるなら「メタルバイブSS」

メタルバイブSSは、バスの居場所がだいたいわかっており、ピンポイントにスッと落として移動距離を抑えたい場合に使います。
リフトからフォールのスピードが早く、真下に落ちる傾向があるため、ルアーの移動距離が抑えられ、バスのリアクションバイトを誘発させやすいです。

そのため、行き慣れた場所で、あそこでよく釣れると分かっているポイントがあれば、メタルバイブSSを使うと良いでしょう。

ポイントは分かるが、バスの口が渋いと感じたら「レベルバイブブースト」

人が多く、ポイントに結構キャストされており、プレッシャーがかかっているエリアなどは、バスが中々口を使ってくれない。
そんなときは、アクションの強さが低く、フォールスピードも遅いレベルバイブブーストがおすすめです。

フォールが他の2種類と比べて明らかに、ゆっくり落ちるため、バスにルアーをしっかり見せることができ、バスが追いかけやすくなるためです。

この3種類を持っておけば、とりあえずどんな場面でも対応することができるため、違いを理解しながら使うことで、釣果に繋がると思います。

使う順番

まずは、広範囲サーチ目的に「ザリメタル」から使用。
その後、反応が無ければ、「レベルバイブブースト」か「メタルバイブSS」で、ポイントを絞っていく。

リフト&フォールだけではなく、ボトムズル引きも使おう!

メタルバイブの釣りは、リフト&フォールが主流となっていますが、反応がない場合は、ボトム付近をただ巻きで巻いてアクションの質を変えて上げましょう。
その日の天候や流れなどに応じて、バスの気分が変わるため、「リフト&フォール」が良いときや「ただ巻き」が良いときなど、どちらが良いかは、試してみないと分かりません。

ですので、どちらか片方の釣りだけをするのではなく、両方のアクションの釣りをすることで、今日のバスの状態をいち早く知ることができます。

メタルバイブのタックルセッティング

では、最後にメタルバイブに適したタックルセッティングのご紹介になります。
今回は、5~10g前後のメタルバイブに適したセッティングになります。

ロッド リール ライン
L〜MLクラス/6フィート6インチ以上 2500番台 PE 0.6〜0.8号(リーダー:6lb)

上記のセッティングで行えば、軽く40m以上は飛ばすことができます。
そして、飛距離が出るため、遠くでもアクションさせやすいように、伸びのないPEラインを使用しています。

ロッドとリールは、基本なんでも良いのですが、PEラインを使うのが一番大切で、遠くでしっかりリフト&フォールさせようと思うと、どうしてもPEが一番最適となります。

太さは、基本「1g=1lb」と考えていだければ、メタルバイブを快適に使うことができます。

この冬1本でも釣りたいとお考えの人は、ぜひルアーの使い分けを理解楽しむことで、釣果を上げることができると思います。

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