• 更新日:2020.05.27
  • 投稿日:2020.04.17

バス釣りの基礎知識!初心者が覚えておくべきバス釣りの基本!

これからバス釣りを始めようと思っており、何を揃えたらいいのか、どこで釣りをすればいいのか色々な疑問があると思います。
自分自身も周りに聞いたり、ネットで情報を集めていたりして、必要なものを揃えていきました。
そこで、1つ1つ悩みを解決するために、初心者が覚えておくとよいことをまとめてみました。

初めてやる方は、まず1匹は釣りたい!バス釣りの楽しみ方を知ってほしいので、釣れる方法や釣れるルアーなどをご紹介します。

初心者がまず揃える道具

バス釣りを始めるには、釣りですので、下記の3点の道具が必須となります。

バス釣りの道具

  • ロッド(釣り竿)
  • リール(糸を巻く物)
  • ルアー(疑似餌)

バス釣りは、基本ルアーと呼ばれる疑似餌を付けて釣る釣りになります。
本物の餌を付けて釣っても良いのですが、バス釣りの楽しさは、ルアーで釣るところにあります。

なぜルアーなのか?

バス釣りは、ルアーを自ら動かしアクションさせ、バスの興味を引きます。
このアクションさせてどんなルアーを選んだら釣れるのか?というところに、戦略がありバス釣りの楽しさがあると思っています。
ですので、バス釣りの楽しさを最大限に引き出すために、ルアーを使います。

どんな種類の道具を揃えるのか

バス釣りの道具には、様々な物があり1つ1つ性能が異なるので、どれを選んだらいいのかものすごく悩むと思います。
ロッドとリールは別々で揃える物なので、一つずつ説明していきたいと思います。
そこで、「これを揃えておけばバス釣りを楽しめる!」という基準でおすすめな道具を紹介したいと思います。

まず、いきなりおすすめの商品を説明する前に、タックル(道具)の種類だけ理解してください!
これを間違えると、釣りにならないことがありますので、ここから説明したいと思います。

バス釣り道具には、大きく2種類のタックル(道具)がある。

バス釣り道具には、「スピニングタックル」と「ベイトタックル」の2種類があり、
使い方が全く異なります。
道具の揃え方を間違えると、余分な出費や釣りにならないことがあるので、この2つの違いをしっかり理解しましょう!

スピニングタックルとは?

釣りをする!ときに、スピニングタックルで組まれた道具を連想する方が多いです。
(スピニングリール+スピニングロッド)
海釣りでもよく登場するのが、このタイプのタックルです。
図のようなリールがロッドの下に付くタイプのものです。

スピニングタックルのメリット・デメリット

スピニングタックルは、軽量ルアーを飛ばすことに優れており、
初心者にはとても扱いやすいタックルになっています。

メリットは、初心者の誰もが使えてトラブルが少ない入門には最適なところです。
そして、ハンドルを右でも左でも好きなように入れ替えることができる。
デメリットは、重たい大きいルアー(8g以上のルアー)を飛ばすには不向きなところです。

スピニングタックルのスペック
ロッドの長さ6~6.10フィート
ロッドパワー(硬さ)L~ML(ライト~ミディアムライト)
リールの番手2000~2500番手クラス
ライン(糸)の太さフロロ:4~6lb(ポンド) ナイロン:4~8lb(ポンド) PE:0.6~0.8号

ロッドの長さは、短すぎても長すぎても扱いづらいです。
今バス釣り業界での基準は、ロクテンと言われる6フィート10インチの長さが主流となっています。

短すぎると、遠くに飛ばせない、アクションさせ辛いなどありますので、おすすめは6.10フィートのロッドです。

また、ロッドの硬さですが、最初は幅広く色々なルアーを使ってみたいと思いますので、
ML(ミディアムライト)の硬さのロッドを選べば、主要なルアーは扱うことができます。
柔らかすぎると、重いルアーを投げるときに竿がしなり過ぎて、飛ばしにくい。
硬すぎると、軽いルアーを投げるときに竿がしならず、飛ばしにくい。

ベイトタックルとは?

ベイトタックルは、ロッドの上にリールが搭載されるタックルのことです。
こちらのタックルは、扱いが難しく、ルアーを飛ばすのにサミングと言われる飛ばしたときにスプールの回転を抑えるテクニックが必要となります。
これを習得できないと、バックラッシュと言われるラインがぐちゃぐちゃになる減少が発生します。
ですので、初心者にはおすすめできないですが、魅力なポイントがありますのでご紹介したいと思います。

ベイトタックルのメリット・デメリット

メリットは、太いラインで重たいルアーを投げられる。
そして、手返しが良いので、投げて巻いての一連動作を素早く行える。
手返しが良い理由は、スピニングリールと投げる工程の違いがあります。

スピニングリールの場合(右利きの人)
・右手でロッドを持ち、左手でベールを返し投げる
・ルアーが着水したら、左手でベールを戻す。
・巻き始める

ベイトリールの場合(右利きの人)
・右手でロッドを持ち、右手でクラッチを切り投げる
・ルアーが着水したら、左手or右手で巻き始める。

このように、スピニングとベイトでは、1工程少ないため、手返しが良いです。

デメリットは、投げるときのサミングと着水時のサミングが必要になります。
これを行わないと、バックラッシュが発生し、リールからラインが吹け上がり、リール内でラインが絡まり修復するのが困難。
(予備ラインを持っておかないと、その日釣りができないこともある。)

ベイトタックルのスペック
ロッドの長さ6~6.10フィート
ロッドパワー(硬さ)M〜MH(ミディアム〜ミディアムヘビー)
リール小型のベイトリール
ライン(糸)の太さフロロ:12=16lb(ポンド) ナイロン:12~16lb(ポンド)

これらを踏まえて、スピニングタックルかベイトタックルを用意する必要があります。
バス釣りをやり込んでいくと、両方のタックルが必要となりますが、初心者の方でしたら、まずスピニングタックルから用意するとバス釣りを楽しむことができます。

では、次にルアーの紹介をしたいと思います。
ロッドとリールが揃えば、あとはルアーを用意するだけで準備完了です!

バス釣り用のルアーとは?

バス釣りを楽しむために、必須となるルアーですが、ものすごい数が販売されており、どれを買ったら釣れるのか迷うと思います。
それぞれに特性があり、状況によって使い分けが必要になるため、そのルアーの特性を理解することが必要となります。

ソフトルアー(ワーム)

ソフトルアー(ワーム)は、柔らかい素材でできたルアーのことです。
虫の形をしていたり、ミミズの形をしていたりと、色々な種類があり、一袋にいくつも入っているので、コスパが良いので、まずはワームは購入しましょう。

ワームは袋に入った状態ですと、針(フック)が付いていないので、ワームの大きさに合わせた針を購入する必要があります。

ハードルアー

ハードルアーは、ワームと違い硬い素材(プラスチック等)などで整形されたルアーになります。
魚の形をした物が多く、かっこいいルアーや可愛いルアーなど、魅了される造形をしたものがあり、コレクションをする人も多いです。
ただし、針がむき出しになっているので、根掛かりリスクが高いので、使うためには少しテクニックも必要となります。

まずは、ワーム2〜3種類とハードルアー2〜3種類用意しておくと、一通り釣りを楽しむことができます。

では、次にどんな時期にバス釣りを始めたらいいのかご紹介したいと思います。

バス釣りのシーズン

バス釣りは、オールシーズン楽しむことはできますが、バスが活性化する水温は、18〜26℃と言われています。
これを念頭にどこのポイントで釣るか考え、適切なルアーを使うと釣れる可能性が高くなります。

ビックバスや数が釣れる可能性が高い時期です。
春は、バスが産卵(スポーニング)に入る時期なので、お腹が膨らみ大きなバスを釣れる可能性が高くなります。
そして、冬じっとしていたバスが活性化し、捕食をするタイミングになるので、数釣りも楽しめる時期に入ります。

水温が上昇し、釣れるポイントを限定しやすくなる時期です。
人間と同じで、涼しい場所を求めて流れがあるポイントや、影があるポイントに魚が移動しますので、こういったポイントを狙うと良いです。

バスも人間も同じで、食欲が増し、非常に釣れやすい時期になります。
バスが、あっちこっちに移動するため、釣れない時は全く釣れないですが、釣れだすと止まらない時期でもありますので、
素早く広範囲をサーチできる、スピナーベイトや巻物系のルアーを使うと良いシーズンになります。

冬はもっと釣れる可能性が低くなる時期です。
バスの活性も止まり、じっとしていることが多いので、目の前にルアーを落としたり、ゆっくりとしたアクションで釣る釣りをすることになります。

バス釣りを始めるのでしたら、冬ではなく春から始めるのをおすすめします。
その方が、釣れるという楽しみを味わうことができるためです。

では、実際にどこで釣ったら良いのかご紹介したいと思います。

ポイントの選び方

バスは、障害物の近くを好みます。
そのため、ストラクチャーと呼ばれる目に見える障害物があれば、まずそこからサーチするのをおすすめします。
主に、オーバーハング(木が水面に生い茂っている)/立ち木/桟橋/カバー(水面に草やゴミが浮いている)/アシなどが主なポイントです。

水中に変化がある場所は、バスが居座ったり、回遊ルートになっていたりと魚がいるポイントになりますので、
変化がある場所は積極的に狙っていきましょう。

バス釣りをこれから始める方は、上記のことを参考にしてみてください!
バスはなかなか釣るのが難しい魚ですが、戦略を考え実践していくと楽しみがどんどん増えていく釣りだと思います!